仕事で必要だから勉強した。
せっかく自己学習したならノートにまとめたい。
どうせまとめるならきれいにまとめたい。
あわよくば、何かに再利用できるようにしたい。
パソコンでまとめるか。
Wordでまとめてみたけど、想像を超えた綺麗さがない。
やる気でない。
どうしよう。
とか考えて結局やらない、ってこと多いんじゃないかな。
私はそう。
特に、パソコン大好きだから、基本的に勉強もパソコンを使ってやりたい。
紙のノートとか無理。字が汚いし、後から読んでも「?」。
再利用し難いし。
そこで最近は、TeXという文書を作成するためのプログラミング言語を利用して、自己学習した内容をまとめてます。
メリット
成果物の綺麗さが尋常じゃないからやる気がでる
何より素晴らしいのは、成果物が綺麗だということ。
PDFという使いやすい形式で出力可能で、その仕上がりはまるで自分で作った書籍かのよう。
かなりやる気がでる。
編集が簡単
そもそもが文書を美しく作るためのプログラムなので、細かい編集を体系立てできるし、
文書ごとに基本となる構成が決まっているので、全体を通してスタイルを統一できる。
他にも、目次の自動生成ができたり、簡単に注釈や引用ができたり、
地味に便利なのが、PDFで出力した際、目次や引用をクリックすれば関連箇所にジャンプできるので、見返すのも楽々。
ある程度プログラミングをやったことがある人なら入るのは容易い。
デメリット
もちろんデメリットもある。
派生の多さ
まず、一概にTeXといっても、その中には様々な派生がある。LaTeXだったり、LuaLaTeXだったり他にもたくさん。
最初はどれを使ったら良いかが全くわからない。
プログラムを実行してからPDFが生成されるまでにかかる時間やフォント設定の簡便さなど様々な違いがあるらしい。
未だに違いはよくわからない。
プログラミングしないといけない
プログラムを書かないといけないので、一切やったことない人には荷が重い。
習得するまでのコストがかかりすぎるので、そんな人はWordで十分だと思う。
導入と設定が面倒
インストールしてから、テストで出力できるまでが長い道のり。
下手すると出力すらされないので、Wordでいいやってなる。
結論
自分のパソコンで使えるようになるまで大変だけど、成果物に高い満足度を求めるなら試しに導入してみてもいいと思う。
今使っているのは「LuaLaTeX+Atom」。
LuaLaTeXにしていて困ったことがないというのが理由。
もしかするともっと良いものがあるかもしれないが、最初に試しに入れてみるには良いと思う。
エディタにはAtomを採用している。
多種多様なパッケージが提供されているし、編集しやすい。見た目も良い。
導入方法は以下にまとめたので、試してみたい場合は参考にしてください。